日経平均株価は高値圏でもみ合い

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比186円44銭高の2万2085円43銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、15.60ポイント高の1655.99で始まった。
米株価上昇を好感し上伸した前場の流れを引き継ぎ、買いが優勢。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに高値圏でもみ合っている。
 
外国為替市場では、1ドル=113円30銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
本日投開票の米中間選挙を前に、積極的な上値追いは手掛けにくくなるだろう。
前場の東証1部売買代金は1兆円あまりにとどまっており、全体的に様子見ムードが強まっている。アジア市場に目を向けると、中国・上海総合指数が続落して推移しており、外部環境の追い風も期待しにくい。
なお、後場の取引時間中にはトヨタ自が上期決算を発表する。日本企業全体として通商問題の影響が懸念されるなか、先行きを占ううえで同社決算が注目されるだろう。
 
個別では、任天堂がしっかり。キーエンス、村田製は値を上げている。ソニーが強含み。トヨタ、SUBARUは高い。ファーストリテは小幅高。三菱UFJ、三井住友が堅調となっている。
半面、ソフトバンクGが一段安。NTTドコモは弱含み。ケーズHDが急落し、東エレク、TDKは軟調。SMCもさえない。
 
 

 

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