【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比13円13銭安の2万1288円60銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、3.79ポイント安の1551.13で始まった。
寄り付き後、中国・上海株や時間外取引の米国株先物の上昇を好感し、日経平均株価は小幅ながらプラス圏に浮上した。東証株価指数(TOPIX)は下げ幅を縮小している。
外国為替市場では、1ドル=110円20銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、ソフトバンクGが前場高値を上回り、ファーストリテは堅調。三菱UFJが値を保ち、第一生命は小幅高。ファナック、安川電が強含み、スズキも値上がりしている。
半面、ソニー、キーエンスが安く、任天堂は軟調。東エレクが下げ、信越化も値下がりしている。
日経平均は3日ぶりに反落して前場を折り返したが、日足チャート上では2万1200円付近に位置する5日移動平均線水準で持ちこたえる形となっている。
ソフトバンクGやファーストリテといった指数寄与度の大きい値がさ株に買いが入り、日経平均を下支えした。
円相場の弱含みに加え、アジア市場で中国・上海総合指数が反発していることもあり、後場の日経平均は一段と売り込まれる流れにはならなそうだ。
