【後場寄り付き概況】
後場寄付きでは、日経平均株価は、前営業日比3円07銭高の2万2203円63銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、0.44ポイント高の1617.37で始まった。
22日の欧州主要市場はイースター休暇で休場のため海外投資家の動きが鈍い上、新たな手掛かり材料もなく、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅な値動きとなっている。
外国為替市場では、1ドル=111円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
個別では、武田、資生堂、花王が高く、楽天が強含みで、7&iHDは値を上げている。三井不は買われ、大和ハウスは大幅反発。伊藤忠、郵船、。ヨタ、富士フイルムは小幅に上昇している。
半面、キーエンス、安川電、ファナックが軟調で、東エレクは安い。任天堂は反落。ソフトバンクG、ファーストリテ、三井住友がさえず、かんぽは下値模索の動きとなっている。
週末からゴールデンウイークの10連休が控えていることから、積極的な売買は手控えられており、決算を手掛かりとした物色についても、個人主体による短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりやすいであろう。
日経平均、TOPIXは小幅ながらプラスで前場を終えていることもあり、後場の日銀によるETF買い入れは期待できない。ただ、指値状況も薄い状況であることから、先物主導による短期筋の売り仕掛け的な動きには注意する必要もありそうだ。
