【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比269円57銭高の2万3354円16銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、17.30ポイント高の1701.54で始まった。日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)はともに値を保っている。
前日の米国株高を好感した前場の地合いを引き継ぎ、電子部品株など輸出関連銘柄がにぎわっている。
アジアの主要株式市場は総じて堅調。中国政府の景気対策への思惑で5日の中国・上海総合指数が上昇し、買い安心感につながっている。米長期金利の低下に一服感が出て、保険など金融株の一角が買われ、相場を支えている。
外国為替市場では、1ドル=109円40銭台の推移している。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約325億円成立した。
個別では、ソニーの買いが厚く、東エレク、太陽誘電はしっかり。トヨタ、ホンダが上げ、第一生命HD、T&Dが上げ幅を拡大。信越化やエーザイ、日電産が上昇している。
一方、村田製、アドバンテスが戻り売りに押され、HOYAは弱含み。オリックスや東武、LIXILグが下落している。
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