【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比61円45銭高の2万1178円67銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.30ポイント高の1546.51で始まった。
相場全体を動かす手掛かり材料が見当たらず、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前場終値近辺での小幅な値動きとなっている。
外国為替市場では、1ドル=109えん50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
日経平均構成銘柄では、千代化建、大平金、NECなどが値上がり率上位。半面、スクリーン、アドバンテスト、マルハニチロ などが値下がり率上位となっている。
個別では、ソフトバンクGが堅調で、ファーストリテ、花王、武田は値を上げている。関西電が続伸し、JAL、三菱UFJ、レオパレス21、村田製が買われ、トヨタ、東エレク、ソニー、キーエンスも上昇している。
半面、ファナック、SUMCOが軟調で、アドバンテスは続落している。ホンダはさえない。任天堂は反落。ZOZOが売られ、マルハニチロは安い。
日経平均は先週末の米株高の流れを受けて買い優勢の展開とはなったが、結果的には5日線レベルに上値を抑えられている。
トランプ大統領は日米の貿易交渉に関し「参院選までは交渉の多くのことで取引を待つ」とツイッターに投稿。夏の参院選が終わるまで合意締結を待つ考えを表明しているが、現在行われている日米首脳会談の結果を見極めたいとの模様眺めムードが強い。
ランチバスケットは14件、211.67億円、30億買い越し。
