【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比5円26銭高の2万1122円15銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、4.80ポイント安の1541.91で始まった。
投資家の様子見姿勢が続く中、新規の手掛かり材料もなく、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前週末の終値近辺でもみ合い状態となっている。
外国為替市場では、1ドル=108円60銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテが買われ、トヨタ、NTT、資生堂が堅調で、楽天は上伸している。森永乳は急反発。郵船、JXTG、伊藤忠、東京海上、ソニーは値を上げている。
半面、東エレク、アドバンテスが値を下げ、キーエンス、アンリツが安く、日本電産は反落。日本製鉄、住友鉱は売られている。三菱UFJがさえず、ZOZO、任天堂は値を消している
日経平均の2万1000円処での底堅さが意識されており、センチメントはそれ程悪くないようである。ただ、上値を積極的に買う主体もなく、狭いレンジでのこう着が続くことになるだろう。目先的には日経平均の5日線突破を見極めたいところである。
