日経平均株価は前場終値比で横ばい

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比706円16銭安の2万0921円18銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、44.73ポイント安の1572.38で始まった。
前週末の欧米株下落を受けて全面安となった前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに安値圏で推移している。自動車など輸出関連株に円高を嫌気した売りが続いている。
外国為替市場では、1ドル=109円80銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて安い。
 
個別では、ソニー、任天堂がさえない。トヨタが売りに押され、キーエンス、東エレク、ファナックが安く、コマツも値を下げている。ソフトバンクGは大幅安。三井住友、三菱UFJは軟調で、ファーストリテも売り優勢となっている。
半面、ZOZOが堅調で、三菱倉はしっかり。ニトリHDは強含みの展開。
 
日経平均は一時下落幅が700円を超えるなど、予想以上の下落幅となっている。これにより、為替市場ではドル円が1ドル109円70銭台まで円高に振れて推移していることも、神経質にさせている。
直近の安値である3月11日以来の2万1000円を割り込んだ。
まずは、11日安値とのダブルボトム形成を見極めたいところであろう。
 
また、個別には業績等を材料視した物色がみられており、全面安ながらも落ち着きがみられている。その他、米大統領選を巡るトランプ大統領陣営とロシアの共謀は認定されなかったことで、政治リスクが後退していることも、下支え要因として意識されそうだ。
 
ランチバスケットは23件、163.39億円、売り買いほぼ同金額。
 
 
 

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