日経平均株価は前場終値比で横ばい

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比104円75銭高の2万0893円14銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、17.21ポイント高の1581.84で始まった。

 
決算を材料に個別株の上げ下げが目立つ中、為替の円安基調が支えとなり買い優勢の展開。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにプラス圏でのもみ合いが続いている。
アジアの主要株式市場は高安まちまち。
外国為替市場では、1ドル=109円60銭近辺の推移。 
 
個別では、ガンホーが急騰し、任天堂は大幅反発。大日住薬が値を上げ、武田、資生堂、三菱UFJ、ZOZO、ソフトバンクは高い。アンリツ、コマツが上伸し、キーエンス、日立は大幅高。トヨタ、東エレクは堅調となっている。
半面、ファーストリテ、ユニー・ファミマが売られ、キッコーマンは安い。ソニーが急落し、ファナックは軟調。デンソーが値を下げ、ホンダは大幅安の展開。
 
日経平均は、2万1000円に接近する局面においては、一段高よりも達成感につながるリスクは警戒しておきたいところである。
 
マザーズ市場は、サンバイオがストップ安売り気配で寄らずにいる。
値幅制限が倍になっているが完全合致は厳しそうであり、需給懸念は根強い。とはいえ、好業績に対する物色がみられているほか、他のマザーズ銘柄への物色もみられており、全体の需給悪化懸念から、個別の需給懸念との見方に落ち着いてきているようである。
押し目買い意欲は高まってきそうである。
 
 

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