【後場寄り付き概況】
7日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比527円52銭高の2万0089円48銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、40.01ポイント高の1511.17で始まった。
前週末の米国株高を好感し、幅広い銘柄が買い戻された前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに高値圏でもみ合っている。
外国為替市場では、1ドル=108円20銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、任天堂、ソニー、トヨタが堅調。ファーストリテ、ソフトバンクGが値を上げ、ソフトバンクはしっかり。三菱UFJ、三井住友も高い。
キーエンス、ファナックが大幅高。武田も上伸。
半面、ユニー・ファミマ、イオンが値を下げている。NTTは弱含みで、東電力HDがさえない。
日経平均が2万円を下回る局面では一気に利益確定の流れが強まる可能性があるものの、調整局面での押し目買い意欲は強いとみられる。
また、マザーズ指数の強さが目立っている。個人主体の短期資金が中心とはみられるが、日経平均がこう着ながらも2万円台での底堅さが意識されることで、外部環境に左右され難い中小型株に資金が向かいやすいだろう。
ランチバスケットは290億円、差し引き40億円の買い越しとの観測。
