【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの、日経平均株価は前営業日比244円03銭高の2万0448円07銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、17.87ポイント高の1536.30で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調。米中貿易協議の進展期待からアジア株は全体に上昇しており、後場も買いが優勢だ。
外国為替市場では、1ドル=108円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、ソフトバンクG、任天堂が買われている。武田、アステラス薬が値を上げ、資生堂、JTは反発。東電力HDが続伸し、ZOZOがにぎわい、みずほFGはしっかり。東海カ、ファナックが高く、トヨタ、ソニー、村田製、コマツも上昇している。
半面、アドバンテス、日本電産、SUMCOが売られ、太陽誘電は反落。ファーストリテがさえず、ソフトバンクは安い。
欧米株高で海外投資家の資金流入も期待され、後場の日経平均は一段と戻りを試す場面が出てきそうだ。ただ、米中協議に関しては期待先行となっている点に注意する必要があるだろう。結果が伝わるとともに材料出尽くしと捉えられる可能性があり、特段の進展が見られなければ失望も大きいと考えられる。
また、新年相場入りによる需給改善で急ピッチのリバウンドを見せていたマザーズ指数も、25日移動平均線に迫りやや上値が重い。目先の利益を確定する売りが出やすい局面となっている。
ランチバスケットは22件、279.89億円、30億売り越し。
