日経平均株価は前場終値比で強含む

【後場寄り付き概況】
 
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比437円83銭高の2万2523円63銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、31.85ポイント高の1684.28で始まった。
 
前日の米国株が急伸したことを受けてリスク選好ムードが高まり、幅広い業種に買いが入っている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに大幅高となった。
外国為替市場では、1ドル=113円60銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
 
個別では、ソフトバンクG、任天堂が上伸し、ファーストリテは堅調。明治HDが急伸し、リクルートHDは大幅高。スルガ銀が急騰し、三菱UFJもしっかり。ミネベアミツミがにぎわい、SUMCOは高い。ソニー、ファナックが買われ、トヨタは続伸した。
 
半面、武田が緩み、味の素は小幅安。シスメックスが急落し、NECは軟調。ブリヂストンが売られ、スズキ、SUBARUはさえない。
 
大きな波乱なく米中間選挙を通過し、いったんは東京株式市場にもイベント通過による安心感が広がる格好となっている。
日経平均は直近の価格帯別売買高にて商いの積みあがっている2万2500-2万2700円を前に戻り売り圧力も強く、本格的なショートカバーの流れは見込みにくいところである。
目先の関心としては、信用評価損益率が改善基調にあることを受けての中小型株物色や、足元で売り込まれていた値がさハイテク株などに対する短期的な買い戻しの動きが主体となるなかでの物色の広がりを慎重に見極めたいところである。

 

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