日経平均株価は前場終値比で弱含み横ばい

【後場寄り付き概況】
 
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比78円96銭高の2万1535円34銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、2.32ポイント安の1579.38で始まった。
 
米中貿易交渉の進展を期待して上昇した前場の地合いを引き継ぎ、日経平均株価は堅調を持続している。ただ、ワシントンで10日から再開する閣僚級協議の行方を見守ろうとの雰囲気も強く、積極的に上値を追う勢いはない。東証株価指数(TOPIX)は弱含んでいる。
 
外国為替市場では、1ドル=107円40銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
個別では、ソフトバンクGが高く、ファーストリテ、村田製、東エレク、アドバンテスは堅調。リクルートHDが値を上げ、イオンは大幅高、旭化成は値を保っている。
 
半面、任天堂が安く、トヨタ、ソニー、ファナックは売り物がちとなっている。OLCが下落し、資生堂はさえない。三菱UFJ、三井住友が軟調。カカクコムは下押している。

米中貿易摩擦に関連したニュースフローに振らされる場面が目立っており、前場の日経平均の上げ幅は一時100円を超えたが、その後一段の上値追いの動きには至っていない。
本日から始まる米中閣僚級協議を前に強弱感が対立するなかで売買ポジションを傾けにくい状況となっていることに加え、大引け後にはファーストリテの期末決算や安川電機の上半期決算も控えている。

 

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