日経平均株価は前場終値比で伸び悩む

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は、前営業日比188円61銭高の2万2336円36銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、12.09ポイント高の1671.44で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに伸び悩み。好業績株を中心に買いが継続しているが、米中間選挙の開票状況をにらみ、不安定な値動きを強いられている。

外国為替市場では、1ドル=113円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
 
業種別では、情報・通信業、ガラス・土石製品、不動産業などが堅調。一方、石油・石炭製品、水産・農林業、卸売業などがマイナスで推移している。
 
個別では、ソフトバンクGが高く、ファーストリテ、任天堂は大幅高で、ソニー、キーエンス、ファナックが堅調。NTTが値を飛ばし、三菱UFJ、三井住友はしっかり。東海カが上伸し、昭和電工も強含みとなっている。
 
半面、JTが安く、資生堂も軟調。ダイキンが下押し、三菱商は下落している。みずほFGは弱含み。トヨタが上げ幅を縮め、ホンダはさえない。
 
10時前に一時マイナス圏まで急落すると、与党・共和党善戦との見方から円安・ドル高が急ピッチで進んだため300円近い上昇となる場面もあった。
 
市場全体の乱高下をよそに、NTT、横河電など決算や株主還元を個別に評価する動きは続いている。前日の取引時間中に決算発表したトヨタ自についても評価する向きが多いようだ。来週半ばにかけてまだ多くの決算発表が予定されており、好業績株を丁寧に拾っていくように心掛けたい。
 
ランチバスケットは19件、296.07億円、20億買い越し。

 

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