【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比133円93銭高の2万2689円36銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、0.47ポイント高の1753.22で始まった。
為替の円安・ドル高基調を支えに、買い優勢の展開が続いている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにプラス圏でもみ合い。
外国為替市場では、1ドル=110円60銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテが上伸し、武田は大幅高。マネックスGが急伸し、SOMPOHD、三井不、ソニー、ファナック、SUMCOが値を上げ、SMC、昭和電工は高い。東海カが買われている。
半面、任天堂、大日住薬は安い。東京ガスは軟調。三菱UFJが値を下げ、クレセゾンは反落。キヤノンが売られ、東エレク、村田製、トヨタは弱含みとなっている。
昨日に引き続き中国をはじめとするアジア株高を背景に、足元の米中を巡る貿易摩擦への懸念から売りポジションを取った短期筋による買い戻しの動きが観測されている。
これにより、日経平均は抵抗線として意識されていた25日線水準の2万2600円処を上抜けてきており、目先は2万3000円が次のターゲットとなろう。
