日経平均株価は前場終値比で下げ渋る

【寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比233円06銭安の2万1737円75銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、14.88ポイント安の1746.73で始まった。
東京株式市場では、日経平均株価は前日比220円安前後と前場終値と比較して若干下げ渋っている。
外国為替市場では、1ドル=107円30銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別で、トヨタ、日産自が安く、ソニー、東エレク、SUMCO、JFE、出光興産、商船三井が売られ、国際帝石、石油資源、三菱UFJ、三井住友、任天堂、ソフトバンクG、ファーストリテが値を下げ、JT、武田、関西電も下落している。
 
半面、NTTが締まり、資生堂、花王が買われ、大塚HD、T&DHD、Vテク、キーエンスは値を上げている。
 
日経平均は寄付き段階で5日線を下回る格好となり、センチメントが悪化している。
26週線も割り込んでいるため、目先底が確認しづらく方向感が掴みづらい面もある。
その他、グローベックスではNYダウ先物が100ドル超の下落で推移していることも、売り方優位の需給状況にさせているようだ。
 
ただ、好業績銘柄への押し目買い意欲の強さは散見されている。
全般軟調ではあるが、トレンドの強い中小型株への物色も続いており、冷静さがうかがえる。外部環境に左右され難い中小型株に資金が向かいやすいだろう。
 
ランチバスケットは10件、48.22億円、差し引き50億円の買い越しとの観測。

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