日経平均株価は前場終値比で下げ幅縮小

【後場寄り付き概況】

日経平均株価は前場終値比で下げ幅縮小
 
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比614円83銭安の2万1655円05銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、40.42ポイント安の1631.53で始まった。
前場に米国株安を受けて全面安となったため値頃感が強まった。中国株が切り返したことで投資家心理がやや改善し、主力株に押し目買いが入っている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに大幅安から下げ渋っている。
 
外国為替市場では、1ドル=113円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、ソニー、任天堂が下げ幅を縮めている。ファナック、キーエンス、TDKも下げ渋り。トヨタは安値もみ合い。村田製は売り優勢。ファーストリテ三菱UFJ、三井住友が安い。
半面、ソフトバンクGが一段高。資生堂は堅調。ブレインPが上伸。ダイフクは強含みとなっている。
 
日経平均は700円を超える下落で前場を折り返し、節目の2万2000円を一気に割り込んだ。そこからは下げ渋ったものの、戻すまでの動きにはいたらず、2万1500円台でもみ合う時間帯が長かった。

市場では「アップルショック」「ゴールドマンショック」などともささやかれる。アップルのiPhone不振懸念の背後には、米中間選挙後から再燃しつつある「中国経済減速」の影がちらつき、今上期業績が好調だった半導体関連などでも手掛けづらさが意識されざるを得ない。
当面は波乱相場が続く可能性があることも想定して備えておきたい。
 
ランチバスケットは10件、91.41億円、売り買いほぼ同金額。
 

 

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