【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比54円50銭安の2万2652円66銭で始まった。日経平均株価は前日比50円安前後と前場終値と比較して下げ幅を縮小している。
東証株価指数(TOPIX)は、0.89ポイント高の1787.76で始まった。
外国為替市場では、1ドル=112円50銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちとなっている。
個別では、東エレクが値を下げ、安川電、村田製、オリンパスはさえない。トヨタ、ファナック、SUMCO、アルプスは安い。任天堂、ソフトバンクG、塩野義は軟調となっている。
半面、日立が買われ、コマツ、日本電産、新日鉄住、キーエンス、マクセルHD、野村、東京海上が値を上げ、三菱UFJ、ファーストリテ、花王、NTTが上げている。
日経平均は25日線が支持線として意識されるなか、同線での底堅さが意識されている。一方で5日線を下回って始まっており、同線が抵抗線となる格好から、狭いレンジ取引をみせている。
午後は日銀のETF買い入れへの思惑等で底堅さが意識されそうだが、5日線が抵抗といった形になりやすい。今週末は先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)がある。そのため、先物市場では限月交代に伴うロールオーバー中心の売買になりやすく、全体としては方向感に欠く展開が続こう。
ランチバスケットは33件、1500.44億円。差し引き10億円の買い越しとの観測。
