日経平均株価は前場終値比で上げ幅縮小

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比100円46銭高の2万3393円27銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、4.83ポイント高の1707.79で始まった。
後場の日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)は利益確定売りに押され、ともに上げ幅を縮小している。
外国為替市場では、1ドル=109円近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調
 
個別では、三菱UFJは小高く、三井住友は強含み。任天堂、ソニーがにぎわい、村田製も値上がりし、トヨタはしっかり。ファーストリテが高く、日立化成は個別に買われている。
半面、ソフトバンクG、資生堂が下落し、エーザイ、JTは弱含んでいるほか、昭和電工は大幅安となっている。
 
値がさの半導体関連株、電子部品株が買われ、相場のけん引役となっている。
 
ただ、日経平均は前場中ごろを過ぎ高値を付けると、やや伸び悩む展開となっている。ニュースに反応した先物買いが日経平均を押し上げたとみられるが、中国・上海株などは反応が鈍く、買いが続かなかったようだ。2万3500円水準では利益確定の売りが出やすいとの指摘もあり、むしろ上値の重さが意識された可能性がある。後場の日経平均はプラス圏でのもみ合いになるとみておきたい。
 
 

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