【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比55円09銭高の2万2580円27銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、0.20ポイント高の1742.78で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに伸び悩んでいる。好業績株を中心に買いが継続しているが、不安定な中国株の値動きが投資意欲を圧迫し、上値の重さも目立つ。
外国為替市場では、1ドル=111円30銭台での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
日経平均は狭いレンジでの取引が続いている。米中貿易摩擦への警戒のほか、決算発表がピークを迎えていることもあり、積極的な売買は手控えられている状況である。
中小型株は冴えない動きをみせており、東証2部指数はマザーズ指数、JASDAQ平均はマイナス圏で推移している。
個別では、HOYAが高く、ファナックは堅調を持続し、ミネベアミツミがしっかり。スズキが大幅高で、ホンダは底堅い。ソフトバンクGが値を上げ、NTTドコモ、NTTデータは買い優勢。資生堂が強含みとなっている。
半面、任天堂が安く、トヨタ、ファーストリテ、三菱UFJ、三井住友、東海カはさえない。堀場製が下押している。
