【後場寄り付き概況】
7日午後の日経平均株価は、前営業日比79円45銭高の1万9437円42銭で始まった。
日経平均株価は前場終値比でやや上げ幅縮を拡大している。
東証株価指数(TOPIX)は、9.80ポイント高の1601.80で始まった。
外国為替市場では、1ドル=109円近辺での推移。アジアの主要株式市場は、中国を除き総じて高い。
個別では、トヨタ、日産自、スズキが値を上げ、安永は大幅高。三菱UFJ、みずほFG、野村金融株が買われ、ファーストリテ、ファナックの値がさ株も上昇している。コマツ、SMC、SUMCO、アインHD、東エレク、村田製、キーエンスが堅調展開になっている。
半面、任天堂が値を下げ、ソフトバンクG、ソニーが下押し、KDDI、NTT、信越化が売られ、石川製はさえない。
TOPIXもプラスで前場を終えており、午後の日銀によるETF買い入れは期待しづらいところ。需給の下支えが限られるなか、大引けにかけてのポジション圧縮の動きが意識されやすい面はある。
マザーズ指数が下げに転じていることも、短期筋の物色さえも後退させそうである。
やや割り切りで、テーマ性のある銘柄や売られ過ぎの銘柄等による、短期的な値幅取りの売買が続きそうである。
ランチバスケットは19件、362.44億円。差し引き90億円の買い越しとの観測。
