【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比315円58銭高の2万3520円44銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、23.23ポイント高の1720.72で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに上値が重い。リスク回避の動きは一服したが、中東情勢をめぐる不透明感が消えておらず、買いの勢いは強まりにくい。
外国為替市場では、1ドル=108円40銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
ランチバスケットは23件、170.05億円、10億売り越しです。
個別では、ソニーが上伸し、キーエンス、東エレク、日立はしっかり。富士フイルムが大幅に反発し、キヤノン、HOYAも高い。任天堂は堅調。ソフトバンクG、ファーストリテが買われ、三菱UFJ、三井住友が締まり、OLCは大きく値を上げている。JT、武田、資生堂も上昇している。
半面、ZHDがさえず、Jフロントは軟調。川崎船、住友鉱、出光興産は小幅安。SUMCOは弱含みもみ合い。
6日の先物手口を見ると、日経平均先物でクレディ・スイス証券、東証株価指数(TOPIX)先物でシティグループ証券といった外資系証券の売り越しが大きかったが、こうした海外投資家が買い戻しを入れていると考えられる。
