【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比17円19銭高の1万9663円43銭で始まった。
円高・ドル安方向に振れている為替の動向が意識され、上値の重い展開となっている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前日終値近辺で小動き。
外国為替市場では、1ドル=110円近辺の推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの展開となっている。
米雇用統計などの重要な経済指標の発表を控えているほか、北朝鮮情勢への警戒も根強く、寄付きをほぼ高値圏に、その後はじりじりと上げ幅を縮めてきている。
週末要因から商いは手控えられるため、中小型株などは、大引けにかけてのポジション調整の流れには注意しておきたいところである。
ただ、大きく調整をみせる場面では、押し目拾いのスタンスとなろう。
ランチバスケットは35件、290.97億円。差し引き10億円の買い越しとの観測。
