【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比33円47銭高の1万9840円91銭で始まった。40円高前後と前場終値と比較してやや上げ幅を拡大している。
東証株価指数(TOPIX)は、2.48ポイント高の1634.61で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円20銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な動き。
個別では、トヨタ、ホンダの自動車株の一角や、ファナック、日立が堅調。オハラが急伸、HOYA、JXTGが買われ、任天堂が小高く、アステラス薬も上昇。三菱UFJ、野村、第一生命が金融セクターも買われている。
半面、ソフトバンクG、ニトリHD、資生堂、JR東海、新日鉄住は売られている。日本電産、ソニー、キーエンスも下落している。
日経平均は直近戻り高値水準に位置する75日線辺りでの底堅さが意識される。
TOPIXはプラス圏で推移していることもあり、日銀のETF買い入れへの期待は高まらず、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうである。
