日経平均株価は利益確定売りでマイナス転換

【寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比0円49銭安の2万2847円73銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.40ポイント安の1738.20で始まった。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅安。主力銘柄で利益確定売りが優勢となっている。
外国為替市場では、1ドル=111円60銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友が売られ、野村もさえない。トヨタ、スズキが前場安値を下回り、ホンダは軟調。NTT、KDDIが売られ、JT、アステラス薬も売りに押されている。スルガ銀は5営業日ぶり反落。
半面、任天堂がにぎわい、ソニーも値上がり。ソフトバンクGは小高く、ファーストリテ、ファナック、キーエンス、村田製、日本電産は堅調を持続している。
 
大引けでTOPIXやJPX400のパッシブ連動資金のリバランス需給が発生する。特に年1回であるJPX400の定期見直しに対する注目度は高く、足元の東証1部では、売買代金が2兆円割れの低水準の商いとなる場面が目立っていることもあり、指数リバランスの反応は大きくなりやすい点には留意しておきたい。
 
ランチバスケットは22件、261.08億円、売り買いほぼ同金額。
 

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