日経平均株価は再び下げに

【後場寄り付き概況】

4日後場寄り付きの日経平均株価は再び下げに転じた。前日比20円程度安い2万0600円近辺で推移している。
日経平均株価は弱もちあい。東証株価指数(TOPIX)は軟調。ファーストリテの上昇が日経平均を下支えしているが、市場全体は買い手控えムードとなっており、値下がりしている銘柄数が多い。中国市場では景気下支え策への期待を背景に上昇した上海株が足元では伸び悩んでおり、利益確定目的の売りが出た。
 
円相場が1ドル=105円台後半と、やや円高・ドル安方向に振れたことも相場の重荷となっている。
 
前引け後の東証の立会外で、「バスケット取引」は約152億円成立。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で8286億円、売買高は4億8069万株だった。
 
個別では、トヨタ、SUBARU、東ガスが軟調。キリンHDが下げ幅を拡大したほか、エーザイ、キーエンスが安い。信越化、SUMCO、日東電工は売られている。

一方、SOMPOが上げ幅を拡大、ソニー、ファナック、アドバンテスも上昇している。ファーストリテ、武田が堅調でOLCが強含み、年初来高値を更新した。
 

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