【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比106円61銭安の2万1023円11銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、13.33ポイント安の1540.89で始まった。
アジアの主要株価指数が軒並み安となるなど世界的に投資家心理が弱気に傾く中で、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調に推移している。
外国為替市場では、1ドル=108円30銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調となっている。
個別では、東エレク、SUMCO、ディスコなどの半導体関連株や、キーエンス、太陽誘電が売られ、任天堂が下押し、トヨタ、村田製は軟調。住友鉱、JXTG、国際帝石が値を下げ、三井物、郵船は続落した。ファーストリテが甘く、三菱UFJ、JT、武田も下落している。
半面、ソフトバンクGが小幅に切り返し、資生堂が高く、KDDI、楽天はしっかり。パーク24は上伸。ソニーは強含みとなっている。
後場も物色動向としては、引き続き内需株への商いに留まりそうななか、大引けにかけては、薄商いのなかでのインデックスに絡んだ商いによる21000円へのサヤ寄せの動きを注視したいところである。
