日経平均株価は下げ幅やや縮める

【後場寄り付き概況】

4日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比28円40銭安の2万2790円63銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、0.43ポイント安の1796.10で始まった。
円安が株価の下値を支える一方で、利益確定売りの圧力も強く、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに弱含み。
 
外国為替市場では、1ドル=112円70銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調。
 
個別では、ソフトバンクGが下落し、KDDIも軟調。任天堂が安く、東エレク、キーエンス、ファナック、安川電、村田製は売り物、三井住友、トヨタ、ブリヂストン、コマツはさ
 
半面、三菱UFJ、みずほFGが強含みで、東京海上は堅調。ファーストリテ、ソニー、SUMCO、日本電産、ホンダ、日産自は底堅い。
 
日経平均は下げに転じているが、引き続き5日線を支持線とした底堅さが意識されている。週末には先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)がある。
そのため、先物市場では限月交代に伴うロールオーバー中心の売買になりやすく、全体としては方向感に欠く展開になりやすいだろうが、週明けの米国市場の上昇が意識される中、押し目買い意欲は強そうだ。
 
中小型株は、強い値動きが続いていた銘柄は、一先ず利益確定の動きが強まっているようだ。利食いを進めつつ、相対的に出遅れている銘柄等へ、短期の値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。
 
ランチバスケットは29件、385.80億円。差し引き20億円の売り越しとの観測。

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