日経平均株価はマイナス転換、様子見気分強く

【寄り付き概況】

3日後場の日経平均株価は前日比5円76銭安の2万2506円77銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、7.69ポイント安の1744.40で始まった。
トヨタ自動車の決算発表などを控えて様子見気分が強く、利益確定売りに押されている。日経平均株価がマイナス圏に値を消し、東証株価指数(TOPIX)も軟調な動き。
 
今晩の米国では7月雇用統計など重要な経済指標の発表が控えており、後場は一段と手掛けづらさが意識されそうだ。
 
そんな中、後場の取引時間中にはトヨタ自<7203>が2019年3月期の第1四半期(18年4-6月)決算を発表する。
前年同期の営業利益実績5742億円に対し、今第1四半期の市場予想コンセンサスは6300億円強の水準となっている。外部環境の不透明感が強まるなか、日本企業全体の業績動向を探るうえで同社決算が注目されるだろう。
 
個別銘柄では、任天堂、KDDIが値を上げ、HOYAと東エレクが上げ幅を拡大した。ファストリやファナック、資生堂も堅調。パナソニックは高くソニーは小幅高となっている。
一方、ソフトバンクGが弱含み、三菱UFJ、東京海上は軟調。東京ガス、ANAはさえない。第一生命HDが一段安。京セラや中外薬も安い。

 

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