【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比109円66銭安の2万1675円88銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、3.88ポイント安の1688.92で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに軟調。米中貿易摩擦への警戒感が広がる中、電機など輸出関連業種の売りが目立っている。
外国為替市場では、1ドル=110円40銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
前場、米半導体株安を受けて東エレクが5%安となったほか、6月既存店売上高が2カ月連続の前年割れだったファーストリテも軟調となり、2銘柄で日経平均を約61円押し下げた。
投資家心理や需給状況の悪化に拍車がかかる可能性もあるだろう。直近の2万2000円割れで下値不安が台頭していることもあり、日経平均は上値の重い展開が続きそうだ。
個別では、東エレク、SUMCO、ソニーの半導体関連株や、ファナック、キーエンスが値を下げ、東海カは反落した。ホンダ、SUBARUはさえない。マネックスGが売られ、東京海上は小安い。ファーストリテ、武田が軟調で、リクルートHD、任天堂は下げがきつい。
半面、ソフトバンクG、資生堂は買われている。三菱UFJ、みずほFGはしっかり。トヨタは切り返している。
ランチバスケットは32件、533.83億円、10億売り越しです。
