日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに弱含み小動き

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比61円77銭安の1万9967円49銭で始まった。
東証証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、2.76ポイント安の1631.06で始まった。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに弱含み小動き。
 
7月の米雇用統計発表を控え、買い手控え気分が強まる中、円高が重しとなっている。
 
こう着感の強い相場展開が続いており、米国同様、雇用統計を控えての模様眺めムードが強く、日経平均の日中値幅は40円程度にとどまっている。
 
個別では、東エレク、ディスコ、キーエンスが安く、自動車のホンダ、SUBARUが売られた。ソフトバンクGが値を下げ、エムアップは大幅安。三菱UFJ、三井住友、みずほFGメガバンクがさえない。JTが甘く、キリンHDは下押し、カルビーの下げもきつい。
 
半面、任天堂が小高く、トヨタ、マツダは値を上げ、スズキが大幅高になっている。三菱商、三井物が買われ、古河電、クボタは堅調に推移している。
 
外国為替市場では、1ドル=110円近辺での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの展開となっている。
 
決算を手掛かりとした物色がみられており、地合いはそれ程悪くないだろう。押し目買い意欲は強そうである。
また、中小型株が自律反発をみせている。
トヨタ自<7203>決算通過で一巡感が高まりやすく、次第に中小型株への見直しも意識されてきそうである。
 
ランチバスケットは29件、444.21億円。差し引き60億円の売り越しとの観測。

 

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