日経平均は小幅続落スタート、米株高も模様眺めムード

【寄り付き概況】

22日午前の日経平均株価は、前営業日比15円37銭安の2万2850円73銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、0.86ポイント高の1823.47は小反発で始まった。
一方、日経平均株価は前日終値付近でもみ合っている。
 
ここ数日は市場参加者不足のなか上値追いの活力を欠いており、きょうも模様眺めムードが強い。前日の米国株市場ではNYダウが3日ぶりに反発したものの終盤伸び悩み、インテル、アプライドマテリアルズ、エヌビディアなどの半導体関連が下げてフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反落しており、東京市場でもこれが向かい風として意識されている。下値では押し目買いも予想され、上下に狭いレンジでの値動きが想定される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、20業種前後が高い。値上がり上位に鉱業、石油、海運、卸売、ゴム製品など。値下がりで目立つのは医薬品、金属製品、精密機器など。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友が買われ、ソフトバンクG、ファナックの値がさ株が上昇。旭硝子が商いを集め、SUBARU、日産自、ブリヂストンはしっかり。SBI、村田製、IDEC、キヤノン、三井物、JTなどが物色されている。
半面、任天堂が値を下げ、東エレク、SUMCO、ソニーのハイテク株は軟調。トヨタが下押し、神戸鋼はさえない。

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