日経ジャスダック平均株価は9日続伸した。終値は前日比9円10銭高い3074円07銭だった。3月10日以来約1カ月ぶりの高値となる。前日の米株安を受けて東証1部の大型株が弱含むなか、値動きが軽い中小型株の物色が目立った。短期視点で取引する機関投資家に加え、個人投資家も買いに動き、相場を支えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で451億円、売買高は1億519万株だった。値上がり銘柄数は292、値下がり銘柄数は309となった。
個別では、ホーブ、ぱど、中央化学が一時ストップ高と値を飛ばした。オーシャンシステム、買取王国、山田債権回収管理総合事務所、プロルート丸光など5銘柄は年初来高値を更新。ネクスグループ、大伸化学、ジャストプランニング、興研、ナガオカが買われた。
一方、中野冷機、タカチホが年初来安値を更新。テーオーホールディングス、アンドール、ハーモニック・ドライブ・システムズ、ABホテル、nms ホールディングスが売られた
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