日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比3円46銭安い3505円34銭となった。昨日付けた年初来高値を上回って始まったが、下げに転じた。
米国の金融政策を決める米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表される。このため、株価が下落しても押し目買いに慎重な雰囲気が強く、値戻しを試す雰囲気は乏しかった。
前日まで上昇基調が続いていたことで、利益確定目的の売りがやや優勢だった。
4~9月期の業績予想を上方修正したワークマンは想定内との見方から利益確定売りで下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で337億円、売買高は5884万株。
値上がり銘柄数は200、値下がり銘柄数は339となった。
個別ではセプテーニ・ホールディングス、栄電子が一時ストップ安と急落した。三洋堂ホールディングス、日本銀行、サカイホールディングスは年初来安値を更新。ユビキタス AIコーポレーション、ティビィシィ・スキヤツト、エイケン工業、テセック、ビジョナリーホールディングスが売られた。
一方、タツミが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、アルテ サロン ホールディングス、YKT、銚子丸、テクノアルファなど15銘柄は年初来高値を更新。野村マイクロ・サイエンス、ジェイテック、グローム・ホールディングス、カイノス、八千代工業が買われた。
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