日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比6円75銭高い3509円36銭となった。一時3513円62銭まで上昇し、取引時間中では2018年12月10日以来およそ11カ月ぶりの高値を付ける場面があった。
米中貿易協議の進展や企業業績の底入れ期待を背景に投資家心理が改善、投資家の関心が主力の東証1部市場銘柄に移るなか、新興市場でも主力株を中心に買われたほか、決算発表した銘柄への物色が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で250億円、売買高は3476万株だった。値上がり銘柄数は347、値下がり銘柄数は227となった。
個別では、YKTが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、暁飯島工業、幼児活動研究会、ドーン、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションなど20銘柄は年初来高値を更新。栄電子、ミナトホールディングス、AKIBAホールディングス、エヌジェイホールディングス、こころネットが買われた。
一方、三洋堂ホールディングスが年初来安値を更新。SHINWA Wise Holdings、アイエックス・ナレッジ、東映アニメーション、中央化学、大伸化学が売られた。
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