日経ジャスダック平均株価は8日続伸した。8日続伸は2021年3月5~22日に12日続伸して以来の連騰記録。終値は前日比13円65銭(0.38%)高い3648円18銭となり、およそ1カ月半ぶりの高値を付けた。米金利上昇への過度な懸念が薄れたことで投資家心理が改善した。日本時間24日の米株価指数先物が堅調に推移したことも支えになった。
ただ、物価高が景気を冷やすとの見方から前日の米株式相場が下落したこともあり、午前は軟調に推移する場面も目立った。
フェローテクやウエストHDが上昇した。半面、イマジニアやアルマードは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で307億円と、東証のシステム障害で終日売買停止となった2020年10月1日を除き20年4月24日以来およそ1年11カ月ぶりの低水準となった。売買高は4960万株だった。
値上がり銘柄数は327、値下がり銘柄数は244となった。
個別では、新都ホールディングス、WDI、ウルトラファブリックス・ホールディングス、鈴茂器工、研創など7銘柄が昨年来高値を更新。大阪油化工業、フジタコーポレーション、Speee、ケイブ、スリー・ディー・マトリックスが買われた。
一方、第一建設工業、プラネット、ハビックス、大伸化学、日宣が昨年来安値を更新。GFA、久世、第一商品、アルマード、エスエルディーが売られた。
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