日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比11円52銭高い3374円74銭となった。一時は3377円14銭まで買われ、3月5日以来の高値を付けた。
政府が25日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を全面的に解除したことで経済再開が本格化するとの見方につながった。個人投資家の心理が上向き、外出自粛の影響を受けやすい飲食店などの銘柄が買われた。緊急事態宣言の全面的解除を拠りどころに経済活動の再開期待からリスクを取る動きが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で414億円、売買高は1億4792万株。値上がり銘柄数は367、値下がり銘柄数は245となった。
個別では、セレスポがストップ高。オリエンタルコンサルタンツホールディングス、パシフィックシステムは一時ストップ高と値を飛ばした。日本マクドナルドホールディングス、エコミック、ラック、チエル、GMOフィナンシャルホールディングスなど7銘柄は年初来高値を更新。伊豆シャボテンリゾート、ユーラシア旅行社、スパンクリートコーポレーション、ヒビノ、ジェイエスエスが買われた。
一方、日本サード・パーティ、ZOA、プラコー、小倉クラッチ、アクモスが売られた。
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