日経ジャスダック平均株価は7日続落した。終値は前日比16円86銭安の3282円10銭と1月10日以来の安値で終えた。7日続落は2018年12月14日~12月25日までの7日続落以来、約8カ月ぶり。
米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が個人投資家マインドを冷やす格好となった。
手掛かり材料難となり投資家の買い意欲が乏しく、見切り売りに押された。医薬・バイオ関連を中心に個人投資家のリスク許容度の低下を映した売りが出た。後場から大引けにかけては下値を固めてこう着感の強い展開となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で340億円、売買高は5640万株。
値上がり銘柄数は185、値下がり銘柄数は396となった。
個別では守谷商会、テラ、カイカ、アルバイトタイムス、KG情報など47銘柄が年初来安値を更新。フェスタリアホールディングス、ハピネス・アンド・ディ、サンデー、太洋物産、アルファが売られた。
一方、シンクレイヤ、ポラテクノ、ニックスがストップ高。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、新都ホールディングス、ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング、デイトナなど6銘柄は年初来高値を更新。平山ホールディングス、カーメイト、ホーブ、多摩川ホールディングス、オートウェーブが買われた。
