日経ジャスダック平均は7日続伸、個別材料株に買い

日経ジャスダック平均株価は7日続伸した。終値は前日比20円44銭高の4093円49銭だった。
戻り待ちの売りや利益確定売りも目立ったが、次第に買いが優勢となった。ただ、売買代金は前日より減っており、新興企業市場は全体としては戻り一服という状況だった。
今期業績予想の上方修正を発表したシダーや、米コインデスクとの提携を公表したMスターなど個別に材料のある銘柄に買いが入った。
半面、昨年12月上場のCiメディカやABホテルには、今後の新規株式公開(IPO)銘柄への投資に資金を振り向けるための換金売りが増えた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算1006億円で今年最低だった。2017年12月25日以来の少なさとなる。売買高は9623万株だった。
値上がり銘柄数は416、値下がり銘柄数は245となった。
 
個別では、シダー、トレードワークス、ウチダエスコ、モーニングスターが一時ストップ高と値を飛ばした。オーテック、高橋カーテンウォール工業、UTグループ、共同ピーアールなど24銘柄は昨年来高値を更新。セキュアヴェイル、ワンダーコーポレーション、チエル、精養軒、クレオが買われた。
 
一方、メディアリンクスが昨年来安値を更新。ケイブ、プラネット、やまみ、アミタホールディングス、カーディナルが売られた。

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