日経ジャスダック平均株価は7日続伸した。終値は前週末比35円18銭高い3823円50銭となった。
前営業日の24日に続いて年初来高値を更新し、1990年8月3日(3858円65銭)以来の高値を付けた。
東証1部に上場する大型株の売買が低調ななか、値動きの軽い新興市場の中小型株に資金が流入した。量子コンピューター関連などへのテーマ物色が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で927億円、売買高は1億694万株だった。値上がり銘柄数は435、値下がり銘柄数は231となった。
個別では、ケアサービス、YKT、フジタコーポレーション、大阪油化工業、スペースシャワーネットワークなど9銘柄がストップ高。明豊ファシリティワークス、ヒップ、UTグループ、nms ホールディングスなど55銘柄は年初来高値を更新。精養軒、エヌエフ回路設計ブロック、東洋ドライルーブ、スパンクリートコーポレーションが買われた。
一方、オプトエレクトロニクスが一時ストップ安と急落した。イーサポートリンク、医学生物学研究所、第一商品は年初来安値を更新。麻生フオームクリート、五洋インテックス、テクノホライゾン・ホールディングス、靜甲、アイレックスが売られた
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