日経ジャスダック平均は7日ぶり反落、利益確定の売り

日経ジャスダック平均株価は7営業日ぶりに小幅ながら反落した。終値は前日比2円81銭安い3871円37銭だった。
引けにかけて弱含んだ米国市場を背景にジャスダック平均は反落してスタート。前日までに6日続伸していたこともあり、利益確定売りが優勢となったほか、暗号資産相場や米長期金利が落ち着きを見せていることで、本日はグロース(成長)株比率が高いマザーズ市場へ物色が向かいやすかったようだ。ただ、日経平均が一時上げ幅を3ケタまでに拡げたことなども投資家心理の下支えとなり、ジャスダック平均も大きく値を崩すことはなく、小幅なマイナス圏でのもみ合いに終始した。
ハーモニックやTホライゾンが下落した。Ciメディカが大幅安。半面、シンバイオやカイノスなど医薬品の一部が上げた。幼児活動研も高かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で754億円と、4月16日(789億円)以来の高水準だった。売買高は9578万株だった。値上がり銘柄数は283、値下がり銘柄数は301となった。
 
個別では、岩塚製菓、出前館、ナフコ、MITホールディングス、ゼネテックなど13銘柄が年初来安値を更新。不二硝子、歯愛メディカル、京写、アルバイトタイムス、Nexus Bankが売られた。
 
一方、ランシステム、カイノスがストップ高。シンクレイヤ、ジェイテック、夢みつけ隊、石光商事、内外テックなど18銘柄は年初来高値を更新。セレスポ、桜井製作所、ファブリカコミュニケーションズ、幼児活動研究会、ユーラシア旅行社が買われた。

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