日経ジャスダック平均株価は小幅ながら7営業日ぶりに反落した。終値は前日比4円33銭安い3902円07銭となった。指数が約27年ぶりの高値圏にある中、一部の銘柄に利益確定売りが出た。
短期の値幅取りを狙った個人投資家の資金がヴィスコや幸和製といった値動きの大きな直近上場銘柄に向かったことも既存上場銘柄の重荷となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で966億円、売買高は1億4683万株だった。値上がり銘柄数は280、値下がり銘柄数は378となった。
個別では、ドーン、ソフトフロントホールディングス、ウェッジホールディングス、セキュアヴェイル、アルファグループなど9銘柄が年初来安値を更新。SEMITEC、レカム、日本コンピュータ・ダイナミクス、松本油脂製薬、ズームが売られた。
一方、クレオがストップ高。ジェクシードは一時ストップ高と値を飛ばした。UTグループ、ACKグループ、テンポスホールディングス、ナフコ、ハピネス・アンド・ディなど25銘柄は年初来高値を更新。幸和製作所、ピクセルカンパニーズ、ナガオカ、トレードワークス、ショーエイコーポレーションが買われた。
目次
