日経ジャスダック平均は7日ぶり反発、時価総額上位の主力株物色

日経ジャスダック平均株価は7営業日ぶりに反発した。終値は前日比26円79銭高い3484円26銭だった。日経平均株価が後場に上げ幅を拡大し、リスク許容度が増した投資家の買いが新興株にも広がった。個別材料が限られるなかで、時価総額が大きい主力株を中心に物色された。
前日までの下落により信用取引の評価損が膨らんでいる個人投資家は少なくないとみられるが、「値動きの良い銘柄などを買う動きは出てきている」という。
携帯電話会社ソフトバンクの上場に伴う換金売りが前日で終わり、個人投資家の運用意欲は少し回復したようだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で479億円、売買高は7497万株だった。
値上がり銘柄数は449、値下がり銘柄数は166となった。
 
個別では、ケイブ、アイ・ピー・エスがストップ高。KYCOMホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。丸千代山岡家、三協フロンテアは年初来高値を更新。ホロン、グリムス、ダイヤ通商、オプトエレクトロニクス、アルファクス・フード・システムが買われた。
 
一方、シード平和、サンユー建設、細田工務店、高橋カーテンウォール工業、シベールなど67銘柄が年初来安値を更新。大村紙業、タカギセイコー、秋川牧園、シーズメン、日本テレホンが売られた。

 

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