日経ジャスダック平均株価は6日続落した。
終値は前日比41円40銭安の3457円47銭と、10月29日以来およそ1カ月半ぶりに年初来安値を更新し、17年9月以来の水準に沈んだ。米中貿易摩擦への根強い警戒感に加え、新規株式公開(IPO)の集中期に入り、換金売りが出やすいとの見方が投資家心理の重荷となった。時価総額の大きな銘柄を中心に売りが優勢になった。
株価下落で含み損を抱え、「買いを見送る投資家が増えた」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で529億円、売買高は9498万株だった。
値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は513となった。
個別では、タカギセイコーがストップ安。ニッパンレンタルは一時ストップ安と急落した。インターライフホールディングス、シード平和、三東工業社、サンユー建設、細田工務店など150銘柄は年初来安値を更新。ソフィアホールディングス、KYCOMホールディングス、ナビタス、フジタコーポレーション、リバーエレテックが売られた。
一方、大村紙業、スリー・ディー・マトリックスがストップ高。ミクロン精密、三協フロンテアは年初来高値を更新。秋川牧園、コックス、夢の街創造委員会、セプテーニ・ホールディングス、ピクセルカンパニーズが買われた。
