日経ジャスダック平均株価は6日続落した。終値は前日比5円23銭安い3880円53銭だった。8月23日以来、約3カ月半ぶりの安値。
ジャスダック平均は下落してスタート。ただ、売り一巡後は下げ渋り、日経平均が前引けにかけて買い優勢となるとジャスダック平均も下げ幅を縮める展開となり一時プラス圏に浮上した。しかし、後場からは再度マイナス圏に転落、積極的に買い進む材料も乏しく前日終値付近でのもみ合い展開となった。本日の下げ幅を埋めることもできず、依然として新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」への警戒感が広がり、連日の大幅下落により個人投資家の含み損益が一段と悪化している状況が窺える。
マクドナルドや出前館が下落した。半面、フェローテクやシライ電子は上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で650億円、売買高は8296万株だった。
値上がり銘柄数は270、値下がり銘柄数は344となった。
個別では、ルーデン・ホールディングス、インターライフホールディングス、田中建設工業、麻生フオームクリート、クルーズなど126銘柄が年初来安値を更新。ドーン、地域新聞社、中京医薬品、ユーラシア旅行社、スリー・ディー・マトリックスが売られた。
一方、アミタホールディングスがストップ高。シリウスビジョン、ネクスグループ、サンオータスは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーダット、田中化学研究所、テクノクオーツ、新東、菊水電子工業など7銘柄は年初来高値を更新。ジェイテック、スターツ出版、多摩川ホールディングス、シダックス、国際チャートが買われた。
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