日経ジャスダック平均は6日続伸、新興株にも買い

 
日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。終値は前日比17円64銭高い3874円18銭だった。5月11日以来2週間ぶりの高値水準となる。
24日の米株高を背景にジャスダック平均も続伸してスタート。前日に大幅反落となったマザーズ指数が大きく反発して始まったことも、個人投資家心理の改善に寄与し、ジャスダック市場への買い気の波及に繋がったようだ。また、日経平均株価が28500円を超えながらも次第にこう着感を強めていったことで、新興市場に幕間つなぎの物色が向かったもようで、マザーズ指数とともにジャスダック平均は大引けまで上げ幅を拡げる動きとなった。
ZHD(4689)子会社のヤフー傘下のFX会社の買収を発表したGMO-FHが上昇。ハーモニック、シンバイオが買われる半面、セリア、NITTOKUが下げた。ジャスダック市場の売買代金は概算で683億円、売買高は1億4284万株だった。値上がり銘柄数は348、値下がり銘柄数は255となった。
 
個別では、夢みつけ隊、ランシステム、カイノスがストップ高。日本ラッド、京写、ダイヤ通商は一時ストップ高と値を飛ばした。協和日成、東京日産コンピュータシステム、ULSグループ、ファブリカコミュニケーションズ、日本エス・エイチ・エルなど21銘柄は年初来高値を更新。テイン、不二硝子、アルバイトタイムス、セルム、シンバイオ製薬が買われた。
 
一方、ナフコ、ホリイフードサービス、昭和パックス、田中化学研究所、SDエンターテイメントなど10銘柄が年初来安値を更新。ヒーハイスト、フジタコーポレーション、三ツ知、不二精機、シダックスが売られた。

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