日経ジャスダック平均は6日続伸、個人投資家などの思惑買い

日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。終値は前週末比17円78銭高い3010円75銭だった。
国内で新型コロナウイルスの感染は拡大しており、投資家の先行き警戒感は根強い。日経平均株価が下落する一方、新興市場ではオンライン医療、テレワーク、バイオ関連など新型コロナが業績の追い風になると受け止められた銘柄に個人投資家などの思惑買いが集まった。
市場関係者は「3月の急落局面で投げ売りされた銘柄に買い戻し入っている」と指摘していた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で353億円、売買高は9095万株だった。
値上がり銘柄数は308、値下がり銘柄数は286となった。
 
個別では、マックスバリュ九州、フジタコーポレーション、コスモ・バイオ、メディシノバ・インク、大日光・エンジニアリングなど8銘柄がストップ高。ヤマザキ、OSGコーポレーション、SIホールディングス、ダイヤ通商、フューチャーベンチャーキャピタルは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェーシー・コムサ、アビックスは年初来高値を更新。文教堂グループホールディングス、第一商品、ネクストウェア、中央化学、岡藤ホールディングスが買われた。
 
一方、アルファ、中野冷機が年初来安値を更新。IGポート、サン電子、テーオーホールディングス、ETSホールディングス、ソフィアホールディングスが売られた。
 

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