日経ジャスダック平均は6日ぶり反落、様子見姿勢が広がる

日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。午前終値は前日比2円60銭安の3572円58銭だった。米中首脳会談を前に様子見姿勢が広がる中、積極的な売買は手控えられた。
中国企業の景況感指数が前月から低下し、同国景気の先行き不透明感を改めて意識した売りがやや優勢となった。
また、12月に入ると新規上場が相次ぐため、こうした銘柄への投資資金を確保したいと積極的な売買を控える投資家が増えている。
値上がり銘柄数は265、値下がり銘柄数は322となった。

個別ではシイエム・シイ、シベール、三洋堂ホールディングス、チエル、共和工業所など10銘柄が年初来安値を更新。アジアゲートホールディングス、ナ・デックス、歯愛メディカル、ジェイテック、ジェイホールディングスが売られた。
 
一方、秋川牧園、イメージ情報開発がストップ高。ネクストウェア、スリー・ディー・マトリックス、KYCOMホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。博展、久世、アテクト、朝日工業、ホロンは年初来高値を更新。タカギセイコー、ODKソリューションズ、高見沢サイバネティックス、アストマックス、ナンシンが買われた。
 
 

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