日経ジャスダック平均は6日ぶり反落、時価総額の大きな銘柄などに売り

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前営業日比5円85銭安い3831円73銭だった。中東情勢の警戒感などから投資家のリスクオフの姿勢が強まり、時価総額の大きな銘柄などに売りが出た。
ジャスダック平均は昨年末まで5連騰し、連日年初来高値を更新していただけに、市場では「目先の利益を確保する動きにつながった」との声も聞かれた。
ただ、好業績が期待されるワークマンといった内需関連株の一角や防衛関連銘柄には個人投資家による目先筋の値幅取りの動きが活発化するなど選別色が強まっていた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で523億円、売買高は7230万株だった
値上がり銘柄数は229、値下がり銘柄数は399となった。

 
個別では、フィスコ、オプトエレクトロニクス、テーオーホールディングスが昨年来安値を更新。セキチュー、ナガオカ、大井電気、植松商会、日本ロジテムが売られた。
 
一方、細谷火工、倉元製作所、ニューテック、重松製作所、両毛システムズなど6銘柄がストップ高。トスネット、壽屋、第一商品は一時ストップ高と値を飛ばした。大成温調、ジェーシー・コムサ、エスエルディー、テックファームホールディングス、岡山製紙など34銘柄は昨年来高値を更新。ソレキア、協和コンサルタンツ、日本創発グループ、フジトミ、クリエアナブキが買われた。

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