日経ジャスダック平均は6日ぶり反落、投資意欲がやや後退

日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比10円56銭安い3257円17銭となった。米景気の先行き不透明感から前日の米株式相場は大幅に下落しており、14日の日経平均株価は軟調な展開。新興市場でも個人の投資意欲がやや後退し、日経ジャスダック平均は売りが優勢だった。底堅さが意識されるものの、上値追いの展開も期待しづらい。そのため、引き続きこう着感の強い状況が続きそうである。
ホロンやテラ、プロルートが下落した。半面、政府は14日にも緊急事態宣言の一部地域の解除を決定する見込みで、ワークマンには事業環境の改善を見込む買いが入った。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で343億円、売買高は8364万株。値上がり銘柄数は219、値下がり銘柄数は374となった。
 
個別では、ブロードバンドタワー、コスモスイニシア、共同ピーアール、ホロン、麻生フオームクリートが売られた。
 
一方、シンデン・ハイテックスがストップ高。ウエストホールディングス、日本マクドナルドホールディングス、歯愛メディカル、東洋合成工業、不二ラテックスなど8銘柄は年初来高値を更新。五洋インテックス、野村マイクロ・サイエンス、ユークス、Shinwa Wise Holdings、ポエックが買われた。

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