日経ジャスダック平均は6日ぶり反発、投資家心理が改善、材料銘柄への買い

日経ジャスダック平均株価は小幅ながら6営業日ぶりに反発した。終値は前日比8円97銭高い3951円72銭だった。中東の地政学リスクの緩和で投資家心理が改善する中で、材料のある中小型株を物色する動きがみられた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で561億円、売買高は1億407万株だった。
値上がり銘柄数は369、値下がり銘柄数は260となった。
 
個別では、第1四半期決算で大幅な営業増益を達成したリーバイ・ストラウス ジャパンがストップ高。佐藤食品工業、ジェーソン、プロパスト、東武住販、デュアルタップなど8銘柄は年初来高値を更新。
オーディオ機器のオンキヨーや半導体製造装置のフェローテク、ソフト開発のドーンが上げた。他では、内需の好業績銘柄として見直し買いが入った伊豆シャボテンリゾート、下落に対する反動から買い戻されたクレオ、ドーン、リリカラ、ピクセルカンパニーズが買われた。

 
一方、Shinwa Wise Holdings、ヒビノ、久世、ハピネス・アンド・ディ、ハウスコムなど11銘柄が年初来安値を更新。
人材関連サービスのジェイテックやエンジャパンやファンドクリエーショングループ、利益確定売りが優勢の太洋工業、アール・エス・シー、サムシングホールディングスが売られた。

 

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